助成金申請には、申請書類の準備だけでなく、要件を満たすために就業規則や雇用契約書の内容の改定など、自社で取り組むには難しい部分も多くございます。
ここでは当法人が助成金申請をサポートした際の申請の流れをご紹介します。
歯科クリニックで使える助成金があればほしい
歯科クリニックが抱える課題
人材育成が難しく、長期雇用に結びつかない
歯科クリニックのスタッフは日々、スタッフ同士の仲、医院の教育不足、患者さんからのクレームなどでストレスを抱えており、特に女性の場合は、ライフステージが様々に変化するため、院長は長期的な視点をもって、スタッフのキャリアを考える必要があります。
院長が非常に忙しい
歯科医師は経営の専門家ではないですが、開業すると、歯科設備の準備、スタッフの採用・指導など様々な業務に忙殺されます。本業ではない、歯科設備の準備(資金調達)やスタッフの教育などを苦手とする院長が多いのが現状です。
歯科クリニックの課題解決で活用できる助成金
※助成金に関する内容は2021年12月末時点での情報に基づき作成しております。
キャリアアップ助成金
キャリアアップ助成金は、事業主が現在雇用している非正規労働者を正社員に転換する場合にもらえる助成金です。受付、医療事務、看護師や歯科衛生士などをパートで雇用することも多い歯科業界では、パートの職員の待遇アップの際に活用しやすい助成金です。
キャリアアップ助成金では、正社員への転換で職員の待遇(賃金)が上がることを条件としています。「見合った賃金がもらえない」という、離職につながりやすい不満を解消し、さらに賃金アップ等でかかる費用を助成金で賄えるため、歯科クリニックには特にオススメの助成金です。
働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)
働き方改革推進支援助成金は、労働生産性を高める機器・システムを導入し、新たな休暇制度&時間単位で有休取得できるルールを設けることで、機器・システムの導入費用のうち、最大200万円が助成される助成金です。歯科クリニック導入できる設備は、
・歯科医院等の治療用機器、チェア
・自動精算機
・予約管理システム
・勤怠管理システム
などがあります。設備投資をお考えの歯科クリニックには特にオススメの助成金です。
働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)についての詳細はこちら
両立支援等助成金
両立支援等助成金は、労働者の職業生活と家庭生活を両立させるための制度の導入や事業内保育施設の設置や女性の活躍推進のための取組みを実施するともらえる助成金です。
女性のスタッフが多い歯科クリニックでは、産休・育休、また休暇後の復帰のための制度を充実させておくことで、離職者を減らすことができます。スタッフのライフステージが変わっても、働き続けられる医院を目指したいという歯科クリニックには特にオススメの助成金です。
両立支援等助成金不妊治療両立支援コースについての詳細はこちら
両立支援等助成金介護離職防止支援コースについての詳細はこちら
歯科クリニックで助成金を活用したい方は、A社会保険労務士法人にご相談ください
A社会保険労務士法人は、昭和29年創業・従業員数20名超の京都府内最大規模の社会保険労務士法人で、京都を中心に助成金累計受給総額12億円超(2021年11月末時点)、助成金受給サポート1社あたりの平均受給金額約400万円の実績をもつ事務所です。貴社の状況をヒアリングさせていただいた上で、使える助成金をご提案します。今すぐに助成金が受給できる労務環境ではない場合は、助成金を受給できる状態にできるよう、人事労務の視点から改善のご提案をさせていただきます。
自社がどれぐらい受給できるものか、気になる経営者様は多いのではないでしょうか?活用しやすい助成金を厳選した上で、「それらの助成金を受給できる見込みがあるか」を無料で診断いたします。お気軽にお申し込みください。